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2014年1月31日 (金)

栄光への道

息子よ、私は君に謝らなければならないことがある。
てっきり君は、努力をしない人間だと思い込んでいた。

でも君は、絵を描けばクラスの代表として美術館に張り出されるし、運動会のリレー選手(補欠)にも選ばれた。
世界の国旗もほぼすべて覚えているし、歌を歌えば音感だって悪くない。
努力をしなくても、何でもそこそこできてしまう。

そして今回、学童クラブの「けん玉大会」で、グランドチャンピオンに輝いた。
「世界一周」という大技を、学童のみんなが見ている前で成功させて、栄光をつかんだ。
とても気持ちよかったと言う君は、本当にうれしそうな笑みを浮かべていたな。

しかしこの栄光の陰には、並々ならぬ努力があった。
家で、夜ひとりで黙々と練習している姿は、脳裏に焼きついてるぞ。
それだけではない。
学童でも、一生懸命練習してたそうじゃないか。
努力が実を結んだというわけだ。

実は去年、君はくやしい思いをしている。
そこそこけん玉の練習したにもかかわらず、グランドチャンピオンはおろか、学年チャンピオンにもなれなかった。
だから今年は、必死で練習したんだな。
努力をして、結果を出すということを見事にやってのけた。

えらい!
そして、誤解しててすまん。
このとおりだ。

これからも、朝のキャッチボールを引き続き、がんばるぞぉ。
おー!!

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2014年1月28日 (火)

院という漢字

学校で習った漢字を使って、文・言葉を3つ書くという宿題がある。
小3の息子に出る宿題だ。
今日の漢字は、「院」。
ただし小学校3年生だと、「院」という漢字にはあまりなじみがないはず。
故に、3つの文・言葉といっても、なかなか思いつかないのではなかろうか。

ああ、国会があったなあ。
例えば「衆議院議員の選挙」、「参議院議員の任期は6年」、「日本の国会は二院制」などだ。
でもこれは、小3じゃあ習ってないだろうから、ちょっと厳しいか。

すると小5の娘が、うまいのを見つけた。
「病院に行く」、「骨折で入院する」、「治って退院する」の3つ。
いいじゃん、それでいいよ。
息子よ、パクってしまえ。

ところが息子は、パクらなかった。
彼は自らの頭を使い、答えをひねり出したのだ。
そのことは褒めてやりたい。
しかし、問題はその中身だ。

「青山学院大学の先生」
「山梨学院大学に入る」
「中央学院大学の場所」

いいですよ、いいですけどね。
でも、どうしてすべて箱根駅伝の出場校なのよ。
まあ、君らしいといえば君らしいんだが。

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2014年1月26日 (日)

主人公は誰

「ドラえもんってさあ、主人公はのび太だよね。」

確かに小3の息子のいうとおりだ。
ストーリーはすべて、のび太を中心に展開し、ドラえもんは脇役にすぎない。
ではなぜ、アニメのタイトルが「ドラえもん」で、「のび太」ではないのだろう。

そういえば、「サザエさん」もサザエさんが文句なしの主人公かというと、そうでもない気がする。
もちろん、フネさんやマスオさんは主人公にはなり得ないけれど、ほかにサザエさん以上に存在感を示している人がいる。

それは、だれあろう「波平」である。
あの、「バッカモーーーーン」は、圧倒的な存在感で、他の脇役を消し去ってしまう勢いがある。
日曜の夜は、「バッカモーーーーン」のひと言を聴くために、サザエさんを観ているといっても過言ではない。
ドラえもんのタイトルが「のび太」でないように、サザエさんのタイトルが「波平」じゃないのは不思議ではないかと息子に訊くと、

「いやいやいや、サザエさんの主人公はカツオでしょ。」

ええええっ、カツオー?
そりゃまあ、フネさんやマスオさんとは比べるべくもなく、目だってはいるけど主人公かあ?。
やっぱ、波平でしょう。

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2014年1月24日 (金)

音読なるもの

今の小学生の宿題に、音読というのがある。
私の子どもの頃には、そんなものはなかった。
また私は、宿題で音読をするということについて、どうも違和感を覚えるのだ。
子どもたちにどういう効果が見込めるというのか。

表現力を身につけられるとか。
しかし、たかが音読で、そんなものが身につくのであろうか。
小3の息子のいかにもやる気の無さそうな音読を聴いていると、決してそうは思えない。
長いこと音読を続けているにもかかわらず、いまだにまったくの棒読みだ。

親が音読を聴いてやった後、音読カードにサインをする。
これを毎日続けていると、音読カードにサインする欄が無くなる。
そうなると、新しい音読カードを先生からもらってくるのだが、彼は例によってそれを忘れてくる。

カードをもらってくるのを忘れたからといって、音読をやらなくていいわけではないぞ。
音読をしても、カードにサインがなければ、学校では宿題をやらなかったとみなされる。
カードをもらってくるのを忘れた罰だ。
当たり前だ。
そうじゃなかったら、カードを忘れてくれば、音読しなくていいことになるだろう。

「なるほど、その手があったか。」と彼の顔の表情から読み取れたのは、気のせいではなかろう。

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2014年1月17日 (金)

平日の朝練

小3の息子が少年野球を始めてから、はや2ヶ月。
練習初日に息子のプレーを見学したとき、周りの子どもたちと比べあまりにも下手で、愕然とした。
後から入団したことに加え、野球の経験は皆無だったので、ある程度は覚悟していたが、その下手さ加減は想像を超えるものだった。

このままではいけない。
そう思った私は、平日の朝に親子で野球の練習をしようと息子に提案してみた。
息子は喜んで、同意した。

練習メニューは、キャッチボールと素振り。
特にキャッチボールに時間を割いたが、驚くほどボールが取れない。
グローブに当てたボールをポロポロこぼす。
先が思いやられるというよりも、果たして練習の成果が表れる時がくるのかと不安になる。
朝の練習のために30分も早起きしても、徒労に終わるのではないかと、少し憂鬱にさえなった。

しかし思わぬ副産物が、私の身に訪れた。
キャッチボールをし続けたことで、以前からの肩の痛みが、嘘のように消えたのである。
早起きのために早寝を心がけるようにしたことで、体調も良く、眠りも深くなり、朝は快調ですっきり目覚める。

だから、これでいい。
仮に、息子が上達しなくてもいい。
私の体調が良くなった、それだけで十分だ。
そして息子の想い出の中に、父親との早朝キャッチボールが刻まれる。

悪くない。

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2014年1月15日 (水)

ガムの威力

研修の受講中に、眠気に襲われることがある。
特に、昼食後は魔の時間帯だ。
前夜に十分に睡眠時間をとっていたとしても、やはり眠くなる。
そんなとき私は、ガムを噛むことで眠気を吹き飛ばすことにしている。

小3の息子が、そのガムの残りを目ざとく見つけ、なんでガムなんか噛むんだと詰め寄ってきた。
そんなことを君に、いちいち説明する必要などない。
別に、何のために噛もうが、君には関係ないことだ。

仮にだ。
仮に研修中の眠気ざましのためだと説明しても、研修って何とか、ガムをかむと何で目がさめるのかとか言うはずだ。
そして最後には、自分にもガムを分けてくれとせがむ。
どうせ、そんなところだろう。
面倒くさいなと感じた私は、何でガムを噛むかって、そりゃあ歯で噛むに決まっているだろうとわざと茶化してやった。

「あのねえ、そういうひねりはいらないの。どうして噛むかを訊いてるに決まってるでしょう。」

ひねりはいらないだと?
偉そうに。
ガムが欲しいんだろ。
一つだけ分けてやるかというと、彼はにっこり頷いた。

ガムを口に放り込んですぐ、彼の顔がゆがんだ。
ふん、そりゃそうだ。
眠気ざましの超辛口ガムだからな!

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2014年1月 9日 (木)

ことわざの意味

「三人よればもんじゅの知え、っていうのと、ちりもつもれば山となる、って似てない?」

今回は、ことわざできましたか、小3の息子よ。
しかし、ことわざの意味をきちんと理解できているとは思えんなあ。
その2つのことわざは、はっきり言って全く違う意味だぞ。

似たような意味のことわざといえば、「弘法にも筆のあやまり」っていうのと、「猿も木から落ちる」っていうのがある。
弘法は書道の名人だったが、それでもたまには、字を間違えた。
猿は、得意な木登りでも、たまにしくじることもある。

「あっ、わかる。確かに似たような意味だ。」

本当にわかったかあ?
ほかにも、「豚に真珠」と「猫に小判」というのがある。
ただ君は、真珠も小判も何だかわかるまい。
だから、ことわざの意味も、その2つのことわざが似てるかどうかも見当がつかぬだろう。
なに、似たような言葉がある?
何だ、言ってみろ。

「おとうさんにダイヤモンド。」

ほらみろ、全くわかってない。
値打ちのわからない者に、価値の高い物を与えても仕方がないという意味だぞ、豚に真珠も、猫に小判も。

ん?
ひょっとして、おとうさんにダイヤモンドの値打ちがわからないとでも???

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2014年1月 7日 (火)

ブレーン

「ねえねえ、ブレーンってなに?」

本をほとんど読まない小3の息子の知識・語いの多くは、テレビの視聴によっている。
冒頭の質問も、おそらくニュース番組で、ブレーンと言う言葉が使われていたからに違いない。
いいブレーンがいなかったとか、ブレーンに恵まれていればとか、そんなふうだったのだろう。

うーん、どう説明すれば君に理解させられるか。
まあ、要するにだ。
自分以外の人間が、自分にアドバイスしてくれる事があるだろ。
何か困ったことや、難しい場面に出くわした時にだ。

おそらく偉い人にはほとんど、ブレーンがいると思う。
偉い人は、だいたいのことを自分で決められるし、決める気でいるけど、不得意な分野だってある。
そんなとき、ブレーンが知恵をしぼって、アドバイスをすることにより、進むべき方向に向かっていけるということになる。
だから、偉い人にとって、ブレーンはとても重要な役目をする人だといえる。

もともとブレーンは英語で、「頭脳」、「脳みそ」のことだからな。

「えっ、そうなの。キモッ!気持ちわるぅっ。」

いやいや、脳みその形状そのものを思い浮かべて、どうすんだ。
その前まで、さんざん説明したじゃないか、ブレーンは重要だって!
何を聞いておるのじゃ。

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2014年1月 5日 (日)

チョコアイス

年末年始の長い休暇を、のんびりと過ごした。
鋭気を養って、新年からの勤務に備えよう。
そう思っていたのだが、あろうことか体調を崩し、休暇の最終日は寝込んでしまった。

そんな食欲のないときに、無性にたべたくなるのが、アイスクリーム。
6本入りのチョコアイスバー、198円なりをコンビニで買ってくる。

布団にもぐり込みながら、家族に隠れてチョコアイスにかぶりついていると、寝室のドアが突然開き、その姿を家族の一人に見られてしまった。
誰かとふりかえると、小5の娘である。
仕方がない。
口止め料として、チョコアイスを一本渡すかと覚悟を決めたとき、

「大丈夫、内緒にするよ。」

と彼女が小声でささやいて、チョコアイスには目もくれず、部屋を出ていった。
私は、ちょっと涙が出そうになった。
彼女は、体調を崩して床に伏している私を案じて、様子を見にきてくれたばかりでなく、家族に黙ってこっそりチョコアイスを食べていた私を咎めず、見逃してくれたのだ。
何とも、成長したものだと涙ぐむ。

一方これが、小3の息子だったら、おとうさんだけずるい、隠れてチョコアイスなんか食べて、となっていたに違いない。
これこそが小5と小3の差、と決めつけていいのか、甚だ疑問な点である。

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