2013年1月 6日 (日)

トランプ遊び

その時、耳をつんざくような雄叫びが鳴り響いた。

「うぎゃああああ〜。」

雄叫びの声の主は、小2の息子だ。
今年の正月に、トランプ遊びに興じていた時の事である。
おい、どうした。
どこか痛いのか。
一体、彼の身に何が起こったというのだ。

「ば、ばばが来たあああ〜。」

なんだ息子よ、そういうことかい。
あのなあ。
我々が今やってるのは、ババ抜きだぞ。
そりゃあ、ババが来ることだってあるだろ。
だがな、それを周りのみんなに悟られてはならんのだ。
いいか。
誰が、ババを持っているかわからないから、ババ抜きはスリリングなんだぞ。
そうじゃなきゃ、こんな単純な遊びに夢中になれるわけがない。
それをお前は、ぎゃあぎゃあ騒ぎやがって。
情けないとは思わないか。

男らしく、ババが来ても悠然と構えていたら、どうかね。
ん?何か言いたそうだな、何だ言ってみろ。

「でも、これでもうババがくる心配がないや。」

そういう解決でいいのかよ。

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2012年12月29日 (土)

人生ゲーム

「ねえ、人生ゲームって、どうなったら勝ちなの?」

おう、なつかしいなあ、人生ゲーム。
子供の頃、友達の家に遊びに行って、よくやったもんだ。
おもしろかったなあ、人生ゲーム。
えーと、なんだっけ?
ああ、そうそう。
どうやったら勝ちかって?
たしかあれは、就職するときの職業を選んだり、結婚して子供ができたり、大儲けしたり、大損したりするんだったな。

「そんなことは知ってるよ。そうじゃなくて、どうなったら勝ちかってきいてんだよ!」

小2の息子がイラつき加減に言う。
ごめん、ごめん、つい懐かしくなってしまって。
それでは、お答えしましょう。
ゴールしたときに、一番お金を持っていた人が勝ちです、たしか・・・・・・。

「うん、なんかそうらしいんだけど、でもあれってさ、やってる最中がおもしろいから、最後はどうだっていいって気になってくるんだよな。」

なるほど。
人生は、勝ち負けじゃない。
人生は結果より、過程が大事ってことか。
最後にどれだけお金を持ってたかってことではなく、どれだけおもしろい人生を歩めたかが、重要ってことだな。

人生は、ゲームなのだあ!!

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2012年12月14日 (金)

コツさえつかめば

近頃、小2の息子が熱心にけん玉をやっている。
ある技をマスターしたいのだとヒマさえあれば、けん玉と格闘している。
その甲斐あってか、彼の技は飛躍的に向上した。
おそらく、コツをつかんだのであろう。

しばらくけん玉に興じた後、彼はけん玉に飽きたのか、小4の娘が風船で遊んでいるのに合流した。
しかし今度は、風船をうまくふくらませることができない。
何度かチャレンジするのだが、吹く力が弱いせいなのだろう、ちっともふくらまない。

「風船をふくらませるコツを教えてよ。」

風船をふくらませるコツだと?
そうだなあ。
思いっきり息を吸い込んで、それを一気に吐く。
まあ強いていえば、それがコツだな。

「そういうことを言ってるんじゃないよ。そんなコツは知ってるよ。そうじゃなくて、もっとちゃんとしたコツを教えてくれって言ってんの!」

ちゃんとしたコツだとお。
あのなあ、息子よ。
すべての事柄が、けん玉のようにコツをつかめば、できるようになるわけではないぞ。
世の中、コツだけで乗りきれるわけではないんだ。
力でねじ伏せることが大事な場合もあるということを覚えておくことだ。

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2012年10月 7日 (日)

お化け屋敷

先週の土曜日、学校の行事で、子どもまつりというのがあった。
上級生の教室では、射的やペットボトルカーリングなどの、ゲームを主体としたようなお店を出す。
そこに下級生がお客として、訪れるというものなのだ。

小2の息子は、気楽なお客という立場なので、当日をとても楽しみにしていた。
なかでも、お化け屋敷を一番期待していた。
しかし残念なことに、どうやらそれが期待外れだったようなのだ。

「すごく怖いっていう情報をたくさん集めてたのに、全く怖くなかった。」

それは一体、どのように怖いと聞いていて、結局どうだったんだい。

「だってさあ、『わたしキレイ〜?』なんて言ってくるんだけどさ、全然綺麗じゃねえんだし。」

ほう、それで君はどうしたのよ。

「ぜっんぜん、キレイじゃないって言ってやった。」

この言葉に、お化けが「何だと、このぉ!」と、キレたらしい。

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2012年7月26日 (木)

口げんかで負けないために

小4の娘が言う。
口げんかで相手に負けないためには、本を読んでその表現を覚えたり、テレビを観てその話し方を身につけたりすればいいと言う。
なるほど、力と技を磨くのか。
なかなかいい考えだ。
と感心していると、小2の息子が横から口をはさむ。

彼が言うには、口げんかで必要なのは、「でとは」だという。
「でとは」だと。
それは、どういうことだ。
説明してくれ。

「かんたんだよ。相手がなんか言ったら、で?とか、は?って、言えばいいんだよ。」

それで、でとは、か。
誠に感じ悪い。
確かに、口げんかで負けてない感じがするのも、癪にさわる。
楽をして勝とうというつもりだな。
こずるい奴め。

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2012年6月24日 (日)

しょんぼり

小2の息子が真剣に訊いてくる。

「ねえ、どうして、しょんぼりすると、人差し指と人差し指を合わせるの?」

そんなことか。
答えは簡単だ。
こぶしとこぶしを合わせたら、気合いを入れてるように見えるからじゃないか。

あ、やらなくていいですからね、パソコンの前の皆さん!

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