2014年10月17日 (金)

欲しいもの

小4の息子がつぶやく。

「今年のクリスマスは、欲しい物ないなあ。」

へえ、そうなんだ。
もともと小4の息子は、あまりねだることをしない。
もちろん、欲しがる前に物をふんだんに買い与えているわけでもない。
にもかかわらず、あれが欲しいこれが欲しいと言うことは滅多にない。

たまにプリンが食べたいなどと急に言い出すことはあるが、大した値段でもないし、それほどしょっちゅうというわけでもないので、その程度の物なら買ってやることにしている。
ただクリスマスだけは、何かしらプレゼントを買ってやっていたから、それもないとなると、逆に少々不安になる。

念のため確認しておくぞ。
本当に、欲しいものはないのか。
後になっては、手遅れになることもあるからな。

「いや、ないわけじゃないんだけど。」

ほらほら何だよ、言ってみろよ。
そりゃ、あまりにも高価な物とか、手に入りにくい物だとダメだ。
でも、とりあえず言ってみろ。

「ヒットを打てる技術が欲しい。」

うーん、そりゃ売ってないな。
わたしゃ、もすこし、背がほうしぃぃぃ、てのも昔あったわ。

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2014年9月25日 (木)

やあきゅうぅ、すうるならぁ♪

昨年の11月から野球を始めて10ヶ月になる。
毎週土日には朝から晩まで練習に励み、夏休みには二泊三日の野球合宿にも参加した。
毎朝の20分程度の練習も続いている。
野球がおもしろくて仕方がない様子の小4の息子。

野球をやるだけではなく、野球を観るのも好きだ。
プロ野球は言うに及ばず、高校野球に至っては夏休み中だったこともあり、県大会予選までチェックしていた。
そんな彼が言う。

「ねえ、何でプロ野球選手ってメジャーリーグに行きたがるの。」

そりゃあ、ある程度の実力があればレベルの高いところで腕試しをしたくなるだろう。
それにカネもたくさん稼げるし。

「えっ、お金のため?」

いやいやだから、自分の実力が高いレベルで通用するかどうか試すのが、まず一番だって言っただろうが。
カネは、二の次さ。たぶん…。

「ボクはもしプロになっても、メジャーは行きたくない。だって一緒にやってきた仲良しのチームメートと離れちゃうじゃん。」

ああ、なるほど、そういうことね。
いかにも、小学四年生らしい。
でも、心配は無用。
君は、100%プロにはなれないから。

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2014年9月19日 (金)

スポーツなら

「スポーツっていえば、野球かサッカーか陸上か水泳だよね。」

うーん、わからんでもないが。
小4の息子よ、なぜそう思う。
理由を述べよ。

「だってさ、スポーツといえばって訊かれて、いきなりリュージュって答えるわけないじゃん。」

そら、リュージュと答える輩はいないだろう。
でもだからといって、スポーツと訊かれたら、その4つしかないというのは言い過ぎじゃないか。
バスケット、テニス、バレーボール、外にもいろいろあるじゃないか。

ならば君としては、スポーツの王様はその4つの中の何だと思う。
自分が、野球を始めたからという理由で、野球と言うのじゃあるまいな。
別にそれでも構わんが。

「スポーツの王様はねえ、陸上かなとも思うんだけど、陸上にはセリク(世界陸上)しかないでしょ。でも野球には、セリクとパリクがあるから、スポーツの王様は野球。」

まあ、ふざけて言ってるとは思うが、セリクとパリクではなく、セ・リーグとパ・リーグだ。
しかもそれは、日本国内だけだぞ。
スポーツの王様は、ダジャレ好きなのか?

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2014年3月13日 (木)

記憶のなかに

近所の家に、中学2年男子がいる。
もう6〜7年くらい前のことになるのだが、その子とキャッチボールをしたことがある。
今となっては、なつかしい思い出だ。

当時の彼は、お世辞にも野球が上手とはいえなかった。
しかし中学生となった今、所属している野球チームではキャッチャーとして活躍しているという。
そんな彼だが、その昔、私とキャッチボールしたことなど覚えてはいないだろう。

現在私は、実の息子との朝のキャッチボールが日課になっている。
二日酔いだろうとなんだろうと、5時半に起きて平日は毎日やっている。
3ヶ月以上にわたり毎日続けているわけだから、息子のほうは私とのキャッチボールを忘れることはないだろう。
技術的にはまだまだ未熟な息子だが、中学生の彼の例がある。
努力は必ず報われると信じる。

夜、帰宅して小3の息子に、明日も朝練やるぞと言うと、

「もちろんやるよ!」

息子はやる気だ。
それが証拠に、学校から帰ってきたあとに、中学生の彼ともキャッチボールをしたというのだ。

そうか。
ひょっとすると中学生の彼は、6〜7年くらい前の私とのキャッチボールを覚えていてくれていたのかもしれない。
今度、訊いてみようか。
いや、やはりそれはやめておこう。

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2014年3月 6日 (木)

季節はずれ

早い。
もう3月である。
少し前に正月を迎えたばかりのような気がするのは、何かの手違いか、誰かの陰謀ではないだろうか。
断じて、トシのせいではない。

正月といえば箱根駅伝、正月の風物詩だ。
しかし我が家では、箱根駅伝は正月だけのものではない。
年間を通して、箱根駅伝は我が家の中にある。

テレビで放映された番組の録画映像を繰り返し観ていることは言うに及ばず、箱根駅伝を特集した雑誌も購入している。
そして小3の息子は、出場23校(総勢230名)の選手の少なくとも半分以上は、名前をそらんじている。
下手をすると、フルネームで覚えていたりする。
これはもう、常軌を逸しているといえよう。

だが真に驚くべきは、彼の母親も同程度に箱根駅伝の知識を具えているということだ。
平日の朝、二人の会話の内容を聞いていると、朝飯の喉のとおりが悪くなる気がする。

「一区は?」
「新庄!」
「二区は?」
「相場?」
「三区は?」
「わかんない。」
「町沢だよ、四区は?」
「三宅でしょ。」
「五区は?」
「小谷かな?」
「六区は?」
「代田!」

どうやら、中央大学の出場選手を当てるクイズのようだ。(六区まできてわかった)
それがわかる私も、箱根駅伝に関してはなかなかだと思う。
それにしても、こんな家庭が、ほかにあるのだろうか。

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2014年2月28日 (金)

心配の種

早い。
2月も、もう終わりだ。
あと1ヶ月で、小3の息子は小4の息子になる。

彼は、それを心待ちにしている。
なぜなら、学童保育クラブは小3までなので、3月で卒会できるからだ。
学童クラブに通うのが、彼にとっては苦痛だったのだという。

だが、学童クラブの指導員から言われたひとことが気にかかっているらしい。
なんだ、どういうことだ、言ってみろ。

「なんかさあ、4年生になっても、たまに顔出してくれっていうんだよ。いやなんだけど、けん玉を教えにきてって。」

なるほど、君はけん玉のグランドチャンピオンだったな。
そう言われると確かに、4年生になっても行かなきゃならないって思うのはわかる。
わかるぞ。
だが、違うんだ、息子よ。
引越しをした人が知り合いに出す葉書に、なんて書いてあるか知ってるか。

「引っ越しました。お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。」

この言葉は、社交辞令と言ってな。
本当は、お立ち寄りくださいなんて、これっぽっちも思ってないのさ。
これを真に受けて、玄関のチャイムを押そうものなら、常識を疑われてしまうって寸法よ。

だから、心配すんなって。

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2014年2月22日 (土)

練習やりたい

我々の住む南関東地方は、近年にない大雪に見舞われ、至るところで様々な被害が発生している。
日差しが少なく、気温も上がらないので、日かげなどは雪がまだ、たっぷりと残っている。

小3の息子の所属する少年野球チームの土日練習も、雪の影響で2週続けて練習中止である。
この時期に練習ができないのは、つらい。
早くみんなに追いつきたいが、それもままならない。

だが、朝の20分間の守備練習と、夜の10分間のバッティング練習は、親子で欠かさずに続けている。
するとここにきて、その練習の効果が表れてきたような気がするのだ。
おそらく3ヶ月前の彼とは、別人のように野球の腕が上達している。

特にバッティングの上達は、目を見張るものがある。
明らかにスイングスピードが速くなり、バットの軌道も良くなっている。
もしかして、チームのみんなと比べても、ひけを取らないくらいまでに上達しているのではあるまいか。

チーム練習ができなかったこの3週間の間に、息子の野球技術が相対的にどのくらいアップしたのか、とても気にかかる。

この週末の3週間ぶりのチーム練習が楽しみだ。
仮に、期待ほどではなかったとしても、がっかりしないと心に決めている。
グランドの状態が回復して、野球ができるようになっていることを、心から祈る。

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2014年2月 7日 (金)

練習の方法

小3の息子が少年野球チームに入り、ほぼ3ヶ月。
まだまだ下手くそな息子との平日の朝練は、現在も継続中である。

練習内容は、キャッチボール、ノック、フライ練習と守備練習中心だ。
まずは守備の上達からというのが、我々親子の共通認識だからだ。
もちろん、バッティングだって手をこまねいていて良いわけが無い。

そこで、自宅の部屋の中でできるバッティング練習を、夜にやることにした。
ピンポン玉の大きさの柔らかい球を使って、ティーバッティングから始めてみる。
ところが、見事なまでに球に当たらず空振りの連続である。

急遽、手作りでスタンドティーをこしらえ、その上に球を載せて、動かない球を打つ練習に切り替えた。
ここでわかったのだが、彼のスイングの軌道はまったく安定していない。
止まっている球を打つのにも、四苦八苦する。
とりあえず、これを当分続けることにしよう。
それでいいな、息子よ。

「うん、でさあ、これって何ていう練習方法?ティーバッティングのなかまでしょ。」

これかあ。
ティーバッティングには、普通のティーバッティングのほかに、ロングティーがあるよな。
球を置いて打つから、置きティーか。
なんだか、ミルクティーみたいで、紅茶の飲み方のようだ。

「そうだね。レモン入れるとレモンティー、氷を砕いて入れるとアイスティー。」

むだ口をたたいてないで、バッティング練習を続けなさい。

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2014年1月31日 (金)

栄光への道

息子よ、私は君に謝らなければならないことがある。
てっきり君は、努力をしない人間だと思い込んでいた。

でも君は、絵を描けばクラスの代表として美術館に張り出されるし、運動会のリレー選手(補欠)にも選ばれた。
世界の国旗もほぼすべて覚えているし、歌を歌えば音感だって悪くない。
努力をしなくても、何でもそこそこできてしまう。

そして今回、学童クラブの「けん玉大会」で、グランドチャンピオンに輝いた。
「世界一周」という大技を、学童のみんなが見ている前で成功させて、栄光をつかんだ。
とても気持ちよかったと言う君は、本当にうれしそうな笑みを浮かべていたな。

しかしこの栄光の陰には、並々ならぬ努力があった。
家で、夜ひとりで黙々と練習している姿は、脳裏に焼きついてるぞ。
それだけではない。
学童でも、一生懸命練習してたそうじゃないか。
努力が実を結んだというわけだ。

実は去年、君はくやしい思いをしている。
そこそこけん玉の練習したにもかかわらず、グランドチャンピオンはおろか、学年チャンピオンにもなれなかった。
だから今年は、必死で練習したんだな。
努力をして、結果を出すということを見事にやってのけた。

えらい!
そして、誤解しててすまん。
このとおりだ。

これからも、朝のキャッチボールを引き続き、がんばるぞぉ。
おー!!

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2014年1月17日 (金)

平日の朝練

小3の息子が少年野球を始めてから、はや2ヶ月。
練習初日に息子のプレーを見学したとき、周りの子どもたちと比べあまりにも下手で、愕然とした。
後から入団したことに加え、野球の経験は皆無だったので、ある程度は覚悟していたが、その下手さ加減は想像を超えるものだった。

このままではいけない。
そう思った私は、平日の朝に親子で野球の練習をしようと息子に提案してみた。
息子は喜んで、同意した。

練習メニューは、キャッチボールと素振り。
特にキャッチボールに時間を割いたが、驚くほどボールが取れない。
グローブに当てたボールをポロポロこぼす。
先が思いやられるというよりも、果たして練習の成果が表れる時がくるのかと不安になる。
朝の練習のために30分も早起きしても、徒労に終わるのではないかと、少し憂鬱にさえなった。

しかし思わぬ副産物が、私の身に訪れた。
キャッチボールをし続けたことで、以前からの肩の痛みが、嘘のように消えたのである。
早起きのために早寝を心がけるようにしたことで、体調も良く、眠りも深くなり、朝は快調ですっきり目覚める。

だから、これでいい。
仮に、息子が上達しなくてもいい。
私の体調が良くなった、それだけで十分だ。
そして息子の想い出の中に、父親との早朝キャッチボールが刻まれる。

悪くない。

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