2014年1月 9日 (木)

ことわざの意味

「三人よればもんじゅの知え、っていうのと、ちりもつもれば山となる、って似てない?」

今回は、ことわざできましたか、小3の息子よ。
しかし、ことわざの意味をきちんと理解できているとは思えんなあ。
その2つのことわざは、はっきり言って全く違う意味だぞ。

似たような意味のことわざといえば、「弘法にも筆のあやまり」っていうのと、「猿も木から落ちる」っていうのがある。
弘法は書道の名人だったが、それでもたまには、字を間違えた。
猿は、得意な木登りでも、たまにしくじることもある。

「あっ、わかる。確かに似たような意味だ。」

本当にわかったかあ?
ほかにも、「豚に真珠」と「猫に小判」というのがある。
ただ君は、真珠も小判も何だかわかるまい。
だから、ことわざの意味も、その2つのことわざが似てるかどうかも見当がつかぬだろう。
なに、似たような言葉がある?
何だ、言ってみろ。

「おとうさんにダイヤモンド。」

ほらみろ、全くわかってない。
値打ちのわからない者に、価値の高い物を与えても仕方がないという意味だぞ、豚に真珠も、猫に小判も。

ん?
ひょっとして、おとうさんにダイヤモンドの値打ちがわからないとでも???

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2013年12月23日 (月)

文化の違い

我が家の夕食時、イギリスの食事はまずい、という話になった。
ではなぜ、まずいのか。
当然そういう話になる。

一方で、フランスの食事は美味しいと言われている、という話にもなる。

「あっ、それも聞いたことある。」

そうか、実はなあ。
よく言われている言葉に、「イギリス人は働くために食べるが、フランス人は食べるために働く。」というのがあるのだ。

「えっ?なに?もう一回言って。どういうこと、どういうこと?」

小3の息子には、少々難しかったかな。
じゃあ、解説してやろう。
イギリス人は、働くために食べる。
つまり彼らは、働くための活力を得るため、食事を栄養補給源として位置づけている。
一方でフランス人は、食べるために働く。
これは、美味しい食事にありつくための金銭を確保するために働くということだ。

こういう文化の違いがあるから、おのずと食事の味にも差が出てくる。
わかりやすく説明したつもりだったが、ちと難しかったかな。

「いや、よくわかったよ。要するにぃ、イギリス人は、金もうけが好きで、フランス人は、大食いだってことでしょ。」

やはり、難しかったようである。

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2013年12月18日 (水)

落ち葉の行方

近頃、朝晩はめっきり寒くなった。
夏の厳しい暑さが、嘘のようである。
今年は紅葉も綺麗だったが、今ではその葉っぱもほとんど散ってしまった。

この時期、いつも思うことがある。
この葉っぱは、誰が片づけているのだろうか。
よく家の前を、竹ぼうきで掃除している人を見かけるが、それ以外の公共の場は誰がやっているのだろうか。

きっと誰かが人知れず、片づけているのだ。
自分が気づいていないだけだ。
だとすると、頭が下がる。

小3の息子は、学童クラブでは時間があるときに、落ち葉をほうきで掃いているのだという。
なぜ、そんなことをするのか。
特に指導員に言われたからというのではないらしい。

となると、自主的にやっていることになる。
訊くと、落ち葉を見ると片づけずにはいられなくなるのだという。
君はそんなにキレイ好きだったか。

いや、そんなはずはない。
家に置いてあるときのランドセルは、いつも中身が部屋の中にちらかっている。
落ち葉を片付けるのもいいが、その前に片づけをしなければいけないものがあることに、君は気づくべきだ。

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2013年11月11日 (月)

昔ばなし

むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。

昔ばなしの出だしは、大抵こうだ。
この始まり方には、何の違和感もない。
例えるなら、館内放送でアナウンスが始まる前に、「ピンポンパンポーン」と鳴るチャイムのようでもある。

小3の息子が、昔ばなしを書いたから読んでくれという。
何だって?どれどれ。

「おじいさんは、しししししししししししししししに行きました。」

私は、大きな声で感情をこめて、書いてある通りに読み上げた。
すると息子は、そうじゃないよと小バカにしたような感じで言う。
そうじゃないって言ったって、そう書いてあるじゃないか。

「だからね、これはなぞなぞなの。」

なぞなぞだと?
「し」がいくつもあって、それが何かを示しているとでもいうのか。
「し」がたくさん、「し」がいっぱい、「し」が続く、「し」の行列……。
うーん、全くわからん。
降参だ、答えは何だ。

「しばっかりでしょ。だから、おじいさんは、しばかりに行きましただよ。」

はあん、なるほどね。
まあまあの出来だな。
で、誰に教わったんだ?

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2013年10月28日 (月)

学芸会なのに

あと2週間足らずで、子どもたちが通う小学校の学芸会が行われる。
私の子どもの頃と違い、学芸会は毎年行われるのではなく二年に一回しか行われない。
自然と、力も入ろうというものだ。

そして、役はオーディションで決まるのだという。
これも、今どきのやり方っぽい。
確か昔は、投票かジャンケンで決めていたと記憶している。

小3の息子に、どんな役を希望したのかと訊くと、目立たない役だという。
何だ、主役とかそういう重要な役じゃなかったのか。

「だってぇ、主役は大変だもの。」

いかにも君らしい、やる気の感じられない答えが返ってきたな。
まあ、想定の範囲内だ。

先日彼が、学校から持ちかえってきた学芸会のしおりには、彼の直筆のメッセージが添えられていた。
「おさそい」という欄が設けてあり、子どもたちが保護者あてにメッセージを書くようになっている。
おそらく「ぜひ見にきてください」などと子どもたちに書かせるのが、狙いだろう。
しかし彼は、次のように書いていた。

「せいぜいがんばるから見にきてください。でもさがさないでね!。(絶対にね)」

なんだそれ。
家出の書きおきか。
やる気のなさも、ここまでくると、想定の範囲外だ。

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2013年9月22日 (日)

オリエンテ

オリエンテーリングとオリエンテーションを混同してしまうのは、なぜか。
まず、この二つの言葉は良く似ている。
次に、この二つの言葉は、普段あまり使わない。
オリエンテーションなど、日常ではほとんど関わりのない言葉である。
いや、オリエンテーリングのほうがもっとずっと、馴染みがうすい。
どういうものかは知っているが、実際にやった記憶などほとんどない。

故に、オリエンテーションをオリエンテーリングと言い間違えても、言った本人はもとより、聞いてるほうも気づかないことすらある。
はっきり言って、どっちでもいいのだ。
大体のニュアンスさえ、伝われば。
小5の娘が参加した”オリエンテーリング”では、8箇所のポイントから一文字ずつ文字を集めたという。
それで、できたのが

「げきあつないさん」

だったそうだ。
激厚な遺産?
分厚い小判かなんかだろうか。
一体それは、何だったんだと訊くと、

「げんきなあいさつ(元気な挨拶)!!」

ああ、並べ替えるわけね。
そりゃそうだ。
そして、いかにもだわ。

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2013年8月17日 (土)

ことわざの使い方

夕食時のことだ。

「そういうときは、急がば回れだぞ。」

小3の息子に、例えを使って分かりやすく説明したつもりだったが、かえって彼を混乱させたらしい。

「急がば回れってどういうこと?あのさあ、言葉は苦手なんだよ。」

ほほう、万能のように思えた君にも苦手なものは、あったのか。
じゃあ説明しよう。
急がば回れというのはなあ。
遠回りの道のように見えても、安全な道を通ったほうが結果的には早く着くって意味だ。
まあ、昔からのことわざだ。
ことわざには他にも、備えあれば憂いなし、二階から目薬、豚に真珠、嘘つきは泥棒の始まり、なんてのがある。

「嘘つきは泥棒の始まりは、知ってるよ。」

ほう、そうか。
それじゃあ、意味もわかるか。

「そこから始まるってことでしょ。6時半はサザエさんの始まり、一時間目は授業の始まり、いただきますは食事の始まり、赤ちゃんは人生の始まり、1は数字の始まり。」

わかった、わかった。
それより早く夕食を食べてしまいなさい。
いつまで食べてるんだ。

「いや、急がば回れだよ。」

覚えた言葉をすぐ使うのはいいが、明らかに使い方が間違っている。

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2013年3月15日 (金)

えっ、読むだけじゃないの

またボクです。
小2の息子です。
おとうさんは、年度末で仕事が忙しくて、ブログなんか放り出してるよ。

でも、おとなって大変なんだなあ。
仕事でくたくたに疲れて、何もやる気がしないなんて言ってるもんなあ。
おとうさんの大好きな東野圭吾の小説も、ここのところあまり読んでいないみたいだし。
疲れきって、本を開く気もしない、ってところらしいよ。

ところが、おとうさんのスゴイのはねえ。
読書をするだけじゃなくて、自分でも小説を書こうとしているところなんだ。
今は、色々と構想を温めていて、時間が取れるときに一気に書こうなんて考えてるらしい。
しかもさ。
懸賞小説に応募して賞金をせしめるんだとか、ムシのいいこと言ってるよ。

それにしても、どんな小説を書くつもりなんだろう。
まさか、ボクのことをネタにするんじゃないだろうね。
そんな身内を売るようなこと、やめてほしいよ。

あっ、でもあれか。
このブログ自体、身内を売ってるんだもんなあ。
じゃあ、まあいいか。

いや、だめだめだめ。

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2013年2月11日 (月)

好きな漢字

小4の娘の書いた書写が、地域の美術館に展示された。
とはいっても、クラス全員の作品が展示されているわけで、娘の作品が特に出来が良かったというわけではない。

然るに、美術館にはクラス全員の同じ文字がずらっと並んでいるのである。
それはそれで、なかなか壮観である。
まるで、合唱コンクールで大勢の歌声がどーんと迫ってくるような感じだ。

ただ学校によっては、自分の好きな文字をそれぞれ各自で選んで書いている学校もあった。
それは大抵、漢字ひと文字である。
「愛」とか「夢」とか「空」とか「和」とか、それはもう気分が晴れやかになるような漢字がたくさん並んでいるのだった。
いい漢字を選ぶものだと感心する。
小4ともなると、もう一人前のおとなといえるのかもしれない。

ところがである。
やはりそんな中にも、とぼけた奴というのは、いるものだ。
何と一人だけ、「肉」と書いている奴がいた。
自分の好きな漢字ではなく、自分の好きなものを漢字で書いた輩がいたのだ。

くそっ、やられた。
そう思ったのは、私だけではあるまい。

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2012年10月26日 (金)

ふるい

好評につき、ボク小2の息子がまたまた登場だよ。

『ふるいにかける』ってどういう意味なのかなあ。
そうだ。
おとうさんに訊いてみよう。
いつもていねいに教えてくれるもんなあ。
すると、おとうさんは、こう答えたよ。

「うーん、ふるいにかけるか。まあ簡単に言うと、大きいものと小さいものを分けるっていうことかな。」

大きいものと小さいものを分ける?
何だかよくわからないなあ。
ボクが、きょとんとしていると、

「あっ、そうだ。篩(ふるい)を買ってきて、実際に見せてやろう。そうすりゃあ、わかるだろう。」

次の日に、おとうさんが篩(ふるい)を買ってきた。
何か銀色で丸くて、底が網の目になってたんだ。

「これの中に、カブトムシの土を入れて揺すると、カブトムシのふんだけが、篩(ふるい)の上に残って、土が下に落ちるんだ。」

へぇー、なるほど。
おとうさんの説明に納得だ。
スゴいや!
えっ、まだ何かあるの。

「この篩(ふるい)は、買ってきたばかりなんだけどな。」

うん、わかってるよ、それがどうかしたの。

「つまり、新しいふるい(古い)。」

何も、だじゃれで締めくくる必要は、なかったと思うけど……。

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